加賀清孝

加賀清孝   

加賀清孝

Kiyotaka Kaga

バリトン/作曲

北海道滝川出身。桐朋学園大学音楽学部卒。東京芸術大学大学院独唱科修了。文化庁オペラ研修所二期生修了。

81年から1年3ヶ月、イタリア・ボローニャ音楽院留学。98年10月から3ヶ月、文化庁在外特別派遣としてオーストリア・ザルツブルグにて研修。
オペラでは86年「フィガロの結婚」伯爵で二期会デビュー。他に「ヘンゼルとグレーテル」、「魔笛」等。「メリー・ウィドー」ダニロでオペレッタデビュー。「チャールダッシュの女王」等、多数の舞台に出演。京王オペレッタフェスタ公演への出演は連続15年を越える。藤原歌劇団(客演)「イル・カンピエッロ」、新国立劇場「ヘンゼルとグレーテル」、さいたま芸術劇場「フィデリオ」、二期会50周年「薔薇の騎士」ファニナル伯爵、二期会「メリー・ウィドー」、二期会「コジ・ファン・トゥッテ(宮本亜門演出、06年文化庁芸術大賞受賞)」アルフォンゾで出演。「魔笛(佐渡裕指揮)」弁者、びわ湖ホール・神奈川県民ホール「薔薇の騎士(沼尻竜典指揮)」、二期会「ナクソス島のアリアドネ」、日生劇場「マクロプロス家の事」コレナティー弁護士役で夥しいチェコ語の法律用語を歌いきる。二期会「メリー・ウィドー」、「タンホイザー(沼尻竜典指揮)」、「椿姫(沼尻竜典指揮)」等、なお現役オペラ歌手として活躍中。コンサートでは「カルミナ・ブラーナ」「メサイア」、フォーレ、ブラームス「レクイエム」などの宗教曲のバリトン・ソロなど。またベリオ「シンフォニア(日フィル、日フィル)」、シェーンベルク「モーセとアロン(東京交響楽団)」、サントリー現代音楽祭のリゲティ「アヴァンチュール」、ウェーベルン「カンタータ」など、現代作品も難なくこなし、広い音域と柔らかく豊かで破綻のない声を駆使し、歌い続けている。

演奏活動の傍ら独学で作曲をし、音楽教科書に「きょうりゅうとチャチャチャ」「夏の日の贈りもの」「友よ北の空へ」等多数の曲を書いている。03年オリジナルのコメディー・オペレッタ「リーベ・クロスター(優しき修道院)」を作曲。日本各地で40回を越える公演を続けた。06年2月吉祥寺シアターに於いて東京凱旋公演10回。同時に楽譜、DVD発売。
現在、ミュージカル「シレニア(ジュゴン)の歌」、オペレッタ「マイン・シャッツ(私の大切なもの)」「つ・も・り」がある。
97年CD「アンコマぱん」。07年オリジナルの歌曲が入ったCD「みそさざいの歌」。86年から4年間、NHK教育テレビ「歌ってゴー」レギュラー。
また日本基督教団出版局の新CD「賛美歌21」第1集~10集の録音、全てに参加している。。二期会会員・幹事・理事。

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